Blog

無事終演しました

8/19(金)十字屋さん主催のコンサート、『ピアノとチューバによる室内楽の夕べ』は無事終演しました♪

ご来場いただいたお客様、企画〜運営まできめ細やかに対応してくださったJEUGIAさんのスタッフの皆様、ありがとうございました!

リハーサルの中では、一番思い入れがあったのはロベルト・シューマンの作品だったと思うのですが、アンケートでは意外にも、『象』が人気でした✨

今回は、ピアノ伴奏、というテーマで初めてきちんとトークをすることになり、、

私ごときが何をお話しできるのか、色々と悩みながら準備をしましたが、初めて知る話だった!という声も多く、上手いトークではなかったはずなのですが、皆さん熱心に聞いてくださり嬉しかったです。

プログラムも、重すぎないというか(演奏者にとっては超重いんですが😂)、お客様には聴きやすいプログラムだったのではないか?と思っています。実際、短く感じたという声も多く、ぜひ同じプログラムで再演してみたいと思いました。

個人的には、勝手に夏の夜っぽいプログラムだったと思っています。。笑

美しい音楽に触れ、演奏できて、聴いていただけることは何よりも幸せなことだと思いました。

これからも頑張ります!

8/19(金)19:00~ピアノとチューバによる室内楽の夕べ

こんにちは!

宣伝がすっかり遅くなってしまいましたが、コンサートのお知らせです。

十字屋さんがご企画くださり、コンサートを開く運びとなりました。

ピアノとチューバによる室内楽のコンサートです。

残席わずかとなっております。ご希望の方は、チケットレスとなっておりますのでお名前での予約となっております。

こちらのホームページのお問い合わせ欄よりご連絡いただくか、十字屋さんでもご予約可能です。

シューマンなどの室内楽作品や、そのほか、動物の謝肉祭なども含めて、聴きやすく美しいプログラムとなっています。

トークやMCも含め、お気軽にお聞きいただけると思います。

よろしくお願いします♪

8/19(金)19:00~ピアノとチューバによる室内楽の夕べ Kammermusikabend Ensemble Doch piano 杉山萌嘉 & tuba 坂本光太

一般2,000円/学生1,500円
電話075-254-3740
メール sanjo-ekh@jeugia.co.jp

JEUGIA三条本店5F J-SQUARE
会場へは4回ピアノサロンよりお越しくださいませ

JEUGIA三条本店ピアノサロンアプローズ
〒604-8036
京都市中京区三条通寺町東入石橋町11番地

主催:株式会社十字屋

                                    •  

ピアノをすると頭が良くなる?

こんにちは!

さて、タイトルのような話をお聞きになったことは一度はあるのではないのでしょうか?

ピアノはこどもの脳への刺激になる

認知症の予防になる

など。

ピアノだけではなくて、他のものでもこのような文言はよく聞きますよね。

どう思いますか?

すいません、私は心が汚れているのか、正直胡散臭いと思ってしまいます😂

キャッチコピーとして掲げるのは、胡散臭いとは思うものの、まぁピアノは確かに一度に色々なことをするので、そういうところから来ているのか、、??

私なりにピアノを弾く、ということは結局何をしているのか?

習い事として一体何にプラスになるのか?ということを考えてみました。

ピアノを弾く、という作業を紐解くと。

・楽譜を読む

これがまずできないと大変だ!

さらに楽譜を読む、ということを紐解くと、

つまり

ドレミで言うとなんの音なのかを読み取り、リズムを読み取り、それが鍵盤の上ではどこなのかを考える

・弾く

実際に弾かないと意味がない!

楽譜を読み取り、今度は実際に弾きます♫

指の番号を考えて、手を置いて、鍵盤をタッチ。

よし。

・聴く

自分の音が今度は耳に入ってきます。

聴かないことにはどうしようもない。

楽譜通り弾けているのか?理想の音になっているのか?

・感じる

自分の出した音を聞いて、今度は感じ取る。

これはある程度進まないと、感じ取るまではいかないのかもしれませんが、単純に言えば、暗い和音を聴いて、苦しい曲なのかな?と思ったり、美しいなと思ったり。

・踏む

これもある程度進まないとありませんが、ピアノにはペダルという機能がついており、足で踏んで使います。

響きを豊かにしたり、手だけでは不可能な箇所の音を繋いだり、または音色を変えるために使用することもあります。

見た目としては、車のアクセルのように踏むのですが、ペダルはとても繊細な技術が必要です。

自分の耳で聴きながら、足をコントロールしなくてはいけない

ざっと紐解いてみましたが、かなり複雑なことを一瞬にしてしなくてはいけないですね・・・。(他人事みたいになってしまいましたが😂)

おそらく、これくらい同時進行で色々なことをしなくてはいけないので、頭にいい、脳に良いなどと言われるのかもしれません。

私としては、あまり難しいことは考えずに、それぞれの生活スタイルや、お子さんであれば成長に合わせて、ピアノという時間、音楽をする時間を取り入れて、より豊かな人生にするお手伝いとなればそれで良しと思います☺️💕

子供が楽譜を読めない・・・?

さて、

なんだかんだで、ピアノを教え始めてからすでに7年ほど経っていると気がついいた最近😧

保護者の方からピアノについての相談を受ける中、やはり一番多いのが

うちの子、なかなか楽譜が読めなくて・・・

という相談です。

楽譜を読むなことを読譜、と言います。

これについては、先生によって指導方法や考え方が様々で、楽譜は読めなくていい、という方針のお教室もたくさんあり、耳で覚える、手で覚える、という方法で進めていくやり方もあります。

ですが、MOEKA PIANOでは読譜はやはり大切なもの、として進めています。

なぜなのか。

・ 楽譜は音楽をする上で最も大切なもの。バイブル。聖書!

究極、楽譜に書いてあることを全て実行できればそれだけで美しい音楽なのです✨

楽譜には色々な情報が詰まっています。

音の高さ・リズム・強弱・指の番号

そして、先生が注意を書き込むのも楽譜ですね。

楽譜を見ないと、注意も直さなくなっちゃいます(⌒-⌒; )

・将来的に、楽譜を読めなければ趣味で弾くことも難しくなる

小さい頃は、音の数も少ない上、覚えも早いので手の形で覚えるのも、耳で音を覚えるのも、簡単にできます。

しかし、上達していくにつれ、曲はどんどん複雑に・・・

リズムも最初は単純だったのが、難しくなっていき、音の数も増えていきます。

そうすると、耳や手で覚えるのが限界に・・・。

そして、大きくなってきたらやはりある程度は自分で楽譜をみて形にできることが理想。

小学校高学年になって、塾などでピアノをやめてしまったとして、読譜がきちんとできれば、大人になってもう一度ピアノをしたいなと思ったときにも、きっと弾けると思います。

以上の理由から(もっと理由あるかも🧐)、私はやはり楽譜を読むことは大事にしたいと思っています。

しかし、こればかりはかなりの個人差がある!

早々に、楽譜をスラスラ読めるようになる子もいれば、どうしても苦手な子も。

原因としては性格によって色々あり、そもそも読む気がない子、音符を場所の違いではなかなか認識できない子、レッスンだと緊張しちゃう子・・・など。

しかし諦めない!

これに関しては、近道はあまりなくて、とにかく楽譜をたくさん目にすること。

基本的には暗記と一緒です。

レッスン中は音符カードを使ったり、初めての曲を一緒に練習したり、を繰り返して読譜を続けるようにしています。

一旦覚えてしまえば、もはや平仮名を読むことと同じです。

知らない言語を、少しずつ読むことと音符を読むことは似ている。

楽しみながら、読譜は進めていきたいものですね🤗

チューバで聞く音楽の4世紀

こんにちは!

先日無事、チューバで聞く音楽の4世紀、くにたち市民芸術小ホールにて、14:00~と17:00~の二回公演、無事終演いたしました。

お越し下さったお客様、ホールスタッフの皆様、本当にありがとうございました。素晴らしい、温かみを感じるオーガナイズでした。

チューバ奏者の坂本光太さん、作曲家の久保田翠さん、いずれも今回初めてお会いして、というご縁でしたが、巡り会えた幸運に感謝、です。

また、家族の支えなしでは赤ちゃんを抱えてこの公演には臨めませんでした。

自分の出演した公演ですので、公演内容について書くと段々手前味噌になってしまいそうなのが怖い。

ということで以下は個人的な話を。振り返らせてください。

ドイツから京都へと移ってきて、諸事情で演奏の方は猛烈な活動はなかなかできず&そこまで意欲もなく、少しずつ気持ちも生活も軌道に乗ってきてリサイタルを開催したり、計画したり、としていたらコロナ禍〜妊娠出産〜と続いていき。

初めての育児で、ピアノどころではなかった状態の中で突然降ってきた案件でした。

育児を手伝える人間は近くにおりませんし、保育園にも入れてないので、子供が朝寝・昼寝している間に、家事を途中で放り出して速攻でピアノへ向かう、というスタイルでどうにか少しずつ練習をして、時には猫の鳴き声で子供が寝付いてから10分で起き出してしまうこともあり!笑

また、夜間に夜泣きがあったり授乳があったりする日は、眠いし疲れてるし、、

子供が寝てる時は一緒に寝たい!

子供が寝てる間に家事をするものなのに、その時間は練習しなければいけないから、家事が滞り結局夜遅くまで残りの家事をすることに。。

遅く寝ても子供が起きるのは変えることができず6:30!

土日に練習したり寝たいところだけど、レッスンだし。

毎日カツカツのスケジュールで動いていて、今だから言えることですが、相当しんどく感じる時もありました。

しかし、辛いことだけではなく、イライラしたり疲れたりしつつも少しずつ積んで行くことで、曲の輪郭が見えてきて、あ、少しずつでもできるんだ、と思ったり、ピアノを弾いている時間自体は以前よりも非現実空間に感じられて、楽しいと感じていました。

音楽に触れる時に、子供を産む前には感じなかったこと、わからなかったこと、思わなかったことなども含まれるようになり、

音楽をするとはなんだろう?なぜ自分はピアノを弾いているのか?ピアノとはいったい自分にとって何か?

ということの捉え方が変わったとも感じました。

実際、これは坂本さんとのリハーサルが始まった時から感じていて、また当日の録音を聴いても感じたことなのですが、私ってこういうピアノだったかな?と。

そして、今回は結構猛烈に坂本さんとリハーサルをしました。

音楽のことに夢中だった、という言葉が的確な準備期間だったように感じます。

ピアノ楽しいな、チューバ楽しいな、音楽楽しいな、やっぱりこれからはもっと音楽したいな、と感じさせてくれる公演でした!