9/9(金)・9/10(土)ごろつく息 京都公演

 
こんにちは。
下記のコンサートに、一曲だけ(予定)ですが出演します!
サントリー芸術財団 佐治敬三賞推薦コンサートにノミネートされている注目のコンサートです★
 
 
***************************************************************************
 
チューバ奏者の坂本光太と演出家の和田ながらの協働によるコンサート「ごろつく息」。
高い評価を得た東京での初演を経て、両者の活動拠点である京都での再演を企画しました。
音楽と演劇という異なる領域を専門とするふたりが、
いずれにも欠かすべからざる「息」を戸口に、
楽器と身体を往還し、演奏と演技を遊びます。
コラボレーターには初演に続き俳優の長洲仁美と、新たにピアニストの杉山萌嘉が参加。
ごろごろと、演じることの軽やかさへ。


出演|坂本光太(チューバ奏者)、長洲仁美(俳優)、杉山萌嘉(ピアニスト)
演出|和田ながら
音響|甲田 徹


プログラム

長洲仁美/和田ながら《浮浪》(2021)
チャーリー・ストラウリッジ 《カテゴリー》(2013-14)
ヴィンコ・グロボカール 《エシャンジュ》(1973)
坂本光太/和田ながら 《オーディションピース》 (2021)
池田 萠《身体と管楽器奏者による 序奏、プレリュードと擬似的なフーガ》(2021)
坂本光太/長洲仁美/和田ながら 《一番そばにいる》 (2021)
*プログラムは変更となる可能性があります。
*池田萠作品の楽譜はこちらからご覧いただけます。


初演レビューより

「ごろつく息」は、「演奏」と「演劇」が幾度も高速で入れ替わる体験として感知される。「演じる」ことの生々しさが、戯曲と作曲というあらかじめ決められたプログラムを意識させることなく、目の前で揺れ動く。そのように表すべき時間だ。
伏見瞬「邪魔だけで出来ている」より一部抜粋

ギリシア語のorganonが「器具」という意味から音楽的な「楽器」と生物学的な「器官」というふたつの意味に派生した語源学的な来歴を辿るまでもなく、本公演においてチューバは口になり損なう=口になりつつある未然の器官として坂本と長洲からなる筋肉群に取り囲まれている。
福尾匠「プリペアド・ボディ」より一部抜粋

※両レビュー全文は以下よりお読みいただけます。
https://www.tokyo-concerts.co.jp/concerts/48610/


初演アーカイブ

2021年12月に行われた初演のアーカイブ(楽曲解説、レビュー、記録写真、クリエイションの記録等)はこちらよりご覧いただけます。


—-

日程|2022年9月
9日(金)19:00
10日(土)14:00
*開場、受付開始は開演の30分前

会場
UrBANGUILD(〒604-8017 京都市中京区材木町181-2 ニュー京都ビル3F)
*京阪三条駅[6番出口]から徒歩約3分、阪急河原町駅[1番出口]から徒歩約6分。http://urbanguild.net/

料金
一般 予約 3,000円(1ドリンク込み)
一般 当日 3,500円(1ドリンク込み)
学生 予約・当日共に 2,000円(1ドリンク込み)
*当日会場受付にて現金でのお支払いをお願いいたします。
*学生券の方は当日受付にて証明書のご提示をお願いいたします。


ご予約|以下専用フォームよりお申し込みください。
https://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=4qy0sown

ご来場の方へのお願い
・咳エチケット、会場内でのマスク着用、こまめな手洗いと手指消毒にご協力をお願いいたします。マスクの着用が困難な方は、その旨をお知らせください。

・下記に該当する場合、ご来場はお控えくださいますよう、お願いいたします。

◇37.5°以上もしくは平熱より1°以上の発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、間接・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐等の症状のある方

◇過去1週間以内に政府から入国制限、入国後の検査・待機期間を必要とされている国、地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある方(ただし、厚労省が定める「日本入国時の検疫措置」に準ずる場合は、これに限りません)

お問合せ|info.shitatame@gmail.com(したため)

バナーデザイン|関川航平
初演製作|東京コンサーツ
助成|公益財団法人 セゾン文化財団、京都府文化力チャレンジ補助事業
主催|したため

無事終演しました

8/19(金)十字屋さん主催のコンサート、『ピアノとチューバによる室内楽の夕べ』は無事終演しました♪

ご来場いただいたお客様、企画〜運営まできめ細やかに対応してくださったJEUGIAさんのスタッフの皆様、ありがとうございました!

リハーサルの中では、一番思い入れがあったのはロベルト・シューマンの作品だったと思うのですが、アンケートでは意外にも、『象』が人気でした✨

今回は、ピアノ伴奏、というテーマで初めてきちんとトークをすることになり、、

私ごときが何をお話しできるのか、色々と悩みながら準備をしましたが、初めて知る話だった!という声も多く、上手いトークではなかったはずなのですが、皆さん熱心に聞いてくださり嬉しかったです。

プログラムも、重すぎないというか(演奏者にとっては超重いんですが😂)、お客様には聴きやすいプログラムだったのではないか?と思っています。実際、短く感じたという声も多く、ぜひ同じプログラムで再演してみたいと思いました。

個人的には、勝手に夏の夜っぽいプログラムだったと思っています。。笑

美しい音楽に触れ、演奏できて、聴いていただけることは何よりも幸せなことだと思いました。

これからも頑張ります!

8/19(金)19:00~ピアノとチューバによる室内楽の夕べ

こんにちは!

宣伝がすっかり遅くなってしまいましたが、コンサートのお知らせです。

十字屋さんがご企画くださり、コンサートを開く運びとなりました。

ピアノとチューバによる室内楽のコンサートです。

残席わずかとなっております。ご希望の方は、チケットレスとなっておりますのでお名前での予約となっております。

こちらのホームページのお問い合わせ欄よりご連絡いただくか、十字屋さんでもご予約可能です。

シューマンなどの室内楽作品や、そのほか、動物の謝肉祭なども含めて、聴きやすく美しいプログラムとなっています。

トークやMCも含め、お気軽にお聞きいただけると思います。

よろしくお願いします♪

8/19(金)19:00~ピアノとチューバによる室内楽の夕べ Kammermusikabend Ensemble Doch piano 杉山萌嘉 & tuba 坂本光太

一般2,000円/学生1,500円
電話075-254-3740
メール sanjo-ekh@jeugia.co.jp

JEUGIA三条本店5F J-SQUARE
会場へは4回ピアノサロンよりお越しくださいませ

JEUGIA三条本店ピアノサロンアプローズ
〒604-8036
京都市中京区三条通寺町東入石橋町11番地

主催:株式会社十字屋

                                    •  

チューバで聞く音楽の4世紀

こんにちは!

先日無事、チューバで聞く音楽の4世紀、くにたち市民芸術小ホールにて、14:00~と17:00~の二回公演、無事終演いたしました。

お越し下さったお客様、ホールスタッフの皆様、本当にありがとうございました。素晴らしい、温かみを感じるオーガナイズでした。

チューバ奏者の坂本光太さん、作曲家の久保田翠さん、いずれも今回初めてお会いして、というご縁でしたが、巡り会えた幸運に感謝、です。

また、家族の支えなしでは赤ちゃんを抱えてこの公演には臨めませんでした。

自分の出演した公演ですので、公演内容について書くと段々手前味噌になってしまいそうなのが怖い。

ということで以下は個人的な話を。振り返らせてください。

ドイツから京都へと移ってきて、諸事情で演奏の方は猛烈な活動はなかなかできず&そこまで意欲もなく、少しずつ気持ちも生活も軌道に乗ってきてリサイタルを開催したり、計画したり、としていたらコロナ禍〜妊娠出産〜と続いていき。

初めての育児で、ピアノどころではなかった状態の中で突然降ってきた案件でした。

育児を手伝える人間は近くにおりませんし、保育園にも入れてないので、子供が朝寝・昼寝している間に、家事を途中で放り出して速攻でピアノへ向かう、というスタイルでどうにか少しずつ練習をして、時には猫の鳴き声で子供が寝付いてから10分で起き出してしまうこともあり!笑

また、夜間に夜泣きがあったり授乳があったりする日は、眠いし疲れてるし、、

子供が寝てる時は一緒に寝たい!

子供が寝てる間に家事をするものなのに、その時間は練習しなければいけないから、家事が滞り結局夜遅くまで残りの家事をすることに。。

遅く寝ても子供が起きるのは変えることができず6:30!

土日に練習したり寝たいところだけど、レッスンだし。

毎日カツカツのスケジュールで動いていて、今だから言えることですが、相当しんどく感じる時もありました。

しかし、辛いことだけではなく、イライラしたり疲れたりしつつも少しずつ積んで行くことで、曲の輪郭が見えてきて、あ、少しずつでもできるんだ、と思ったり、ピアノを弾いている時間自体は以前よりも非現実空間に感じられて、楽しいと感じていました。

音楽に触れる時に、子供を産む前には感じなかったこと、わからなかったこと、思わなかったことなども含まれるようになり、

音楽をするとはなんだろう?なぜ自分はピアノを弾いているのか?ピアノとはいったい自分にとって何か?

ということの捉え方が変わったとも感じました。

実際、これは坂本さんとのリハーサルが始まった時から感じていて、また当日の録音を聴いても感じたことなのですが、私ってこういうピアノだったかな?と。

そして、今回は結構猛烈に坂本さんとリハーサルをしました。

音楽のことに夢中だった、という言葉が的確な準備期間だったように感じます。

ピアノ楽しいな、チューバ楽しいな、音楽楽しいな、やっぱりこれからはもっと音楽したいな、と感じさせてくれる公演でした!

コンサートのお知らせ

大変ご無沙汰しております!

出産から1年経ち、子供も元気に先日1歳のお誕生日を迎えることができました👏

コロナの猛威もおさまる事がなく、このような中での開催となりますが、感染防止策を徹底した上で行われますので、是非足を運んでいただければと思います。
果たして私のこの個人的なホームページを見て、足を運んでくださる方がいらっしゃるのかは、疑問ですが😂

チューバで聞く音楽の4世紀、と題しましてチューバ奏者の坂本光太さんのコンサートが2/26(日) 14:00〜 17:00〜 の二回公演で、東京の国立市にあります、くにたち市民芸術ホールで開催されます。

私は坂本さんのチューバと一緒に、共演します。

文字通り、4世紀に渡るプログラムで、

古典~ロマン派)1800年(18世紀)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ホルンソナタOp.17
(ロマン派)1853年(19世紀)
クララ・ヴァイーク=シューマン:3つのロマンス
(現代)1979年(20世紀)
ジェニファー・グラス:ソナティナ
(新作) 2021年 (21世紀)
久保田翠委嘱作品

となっています。

チューバでベートーヴェン!?

クララ・シューマン!?

と思う方もいらっしゃると思うのですが、これが😜

そもそもチューバというのは新しい楽器で、既存の曲が少ないため、なんでも吹きます!

私もチューバでバッハのフルートのレパートリーの伴奏をした事あります。

そして、チューバってどんな楽器だっけ!?

と思っているそこのあなた!!

チューバの魅力を知らないのですね。

可哀想!

でも私も実は以前はそんな感じで、

あー

チューバ。。。

大きい・重そう・低音

という程度の認識しか実はありませんでした😹

でも、この低音がどれだけオーケストラの中で大事な役割なのか、

そして実はソロ楽器としても魅力的な楽器でもあるのです。

チューバがソロの楽器として演奏されるようになったのは、オーケストラの中で使われるようになった時よりもずっと最近のことです。

しかしながら、チューバの魅力である低音、柔らかな低音〜フォルテになった時に身体の芯まで響くような爆音🔥

痺れます!

さぁ、チューバを聴きに行きましょう。

いや、ピアノの私も、今回のプログラムは本当にピアノが大事で、ピアノが色彩を決めていると言っても過言ではないので(それは言い過ぎか^^;)、

産後の体に鞭打って(😂??)、準備を頑張ってきました🔥

余談ですが、坂本さんはチューバ奏者として素晴らしいだけではなく、京都女子大学で教鞭もとっておられ、大変なインテリジェンスでもあります。

そして、京都女子大で行われるリハーサルの際には、方向音痴な私を道案内してくださるジェントルマンでもあります😄⭐️

だんだん聴きにきたくなってきたでしょう?😀⭐️

こちらから詳細と坂本さんご本人の解説も見る事ができます。

チケットについては、サイトから直接購入も可能ですし、お問い合わせ欄から私にご連絡くださればお取置きすることも可能です♫

ご来場をお待ちしております♪