初めてあったノラ猫

こんにちは。

最近、野良猫ファミリー騒動というのがあって、考えさせられてしまった。これはまた後々書きます。

私のネコジンセイが始まったのは中学校1年生のことだ。

その言葉通り、彗星のごとく家の目の前に一匹のノラ猫が現れた。

キジトラ模様の小柄な猫で、子猫?子供猫?と思った。

そのころはまだ、今のように猫はそこまでペットとして人気はなくて、私たちも、猫は逃げてしまうもの、懐かない、というイメージしかなかった。

でもその子は、逃げもせず誰かが帰宅するとどこからともなく走ってきて体を擦りよせた。

そんな日が数日続いて、ある日、5月だというのにとても肌寒い、あれは運動会の振り替え休日だったように思う。

私と母は祖母の家に車で行って、帰ってくるとその猫が我が家の玄関先の雨が避けられる場所で箱のようにうずくまって座っていた。

その瞬間、母はその子を飼う決心をしてくれた。近くのコンビニで缶詰を買って与えると、ものすごい量を食べた。そして毛布でくるんで、慌てて家にあったダンボールにその子を入れて病院へ連れて行った。

今は洗濯ネットに入れましょう、とか言うけどその時はそんなことは全く知識としてなかったのだ。でもなぜノラ猫を拾ったら即病院、と言う判断がその時できたのか?母は昔、犬を飼っていたからかもしれない。

病院へ連れて行き、不安とこれからこの子はうちの子なんだ、というワクワク感。今でも鮮明に蘇ります。

名前もまだない。考え中です。と言ったら、猫ちゃん(仮)と診察券に書かれた。笑

子供猫だと思ってたのは、とんでもない間違いだった。

そのキジトラはおばあちゃんだった。出産歴もあった。おまけに猫エイズ・猫白血病。口の中は口内炎だらけ。熱もある。リンパ節も腫れてる。

危ない状態です。

ひどい状態でそのまま入院してしまった。

目の前が暗転した。その日、帰ってからお風呂に入りながらも悲しい、心配な気持ちでいっぱいだった。猫の飼い方の本を買ってきて読み漁る日が続いた。

心配でイマイチ、ピアノの練習にも身が入らず先生に怒られた。

心配をよそにキジトラは無事退院した。そして、るい、と名付けられた。私が出会った初めての猫だ。

白血病・エイズ・しかも高齢・歯も抜けまくってる

この最悪な状況にも関わらず、彼女は本当〜に偉かった。ご飯も毎日毎日もりもり食べて、免疫を上げるためのサプリメントも我慢して飲んだ。薬も飲んでくれた。

その結果か、メキメキと体重は増えて行き、途中で何度も発熱・嘔吐・下痢症状などで危ない峠を迎えることはあっても、それを持ち前の生命力で乗り越えてくれた。

ピアノの練習もいつも一緒、寝るのも一緒、野良上がりなのに誰かに飼われていたのか?イタズラもしない、いつも優しい素敵な猫さんでした。

今考えると、あの歳で白血病を発症しているのに驚異的なことだ。丸5年、それから生きてくれた。最後はネコとしてごく一般的な死因、腎臓病で亡くなった。

るいの来歴は全く不明だが、世の中の野良猫は人間の無責任な行動によってなかなか減らない。

最近は、動物保護団体もあるし、里親さんも昔よりは増えたかもしれない。でもチャンスが限られている。

かわいそうだからと餌をやったらダメ、かわいそうな子が増えてしまう、その子は殺処分されるかも。猫が嫌いな人もいる、汚い、不衛生。確かにそうかもしれない。でもそれは全て人間の勝手だ。

じゃあこの目の前の子は?

命の選別と同じこと。

動物は、自分で自分の運命を変える力はない。人間も時と場合に紛争地域に生まれたらそうかもしれないけど。

私が子供の頃はまだ野良犬っていたけど、最近は見なくなった。せめてそのレベルまで、猫や他の動物に対する意識も変わってくれたら。

みんなが可愛い幸せな子猫時代を過ごして、猫生を満喫できますように。

でも豚をペットで飼ってる人にしてみれば、私が豚肉を食べてるのも許せないのかもしれない。

やはり私も勝手な人間の一人には変わりない。人間は誰もが原罪を背負っている。

*宗教のお話ではないです😆

私にできることは小さいけど少しでも力になれれば。切に願うばかりです。

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