もえかの小話 初めての大学の先生

こんにちは!

私の話すピアノやドイツの小話が結構面白いらしく^^;

こちらのブログに少しずつエッセイ風にまとめていこうと思います。

🎵

5歳からピアノを始めた私の、小2の時の私のピアノの実力は、いたって「普通」

母がピアノをかじっていたので練習は見てもらっていて、家には生まれた時からグランドピアがありました。その分他の子より少しだけ進度が早いかな?というレベルでした。

当時習っていた地元の先生に、コンクール受けてみない?と言われて、受けることになったコンクール。

他にも数人、同じコンクールを受ける子がいて私は言い方は悪いですが、ついでに誘われた感じが子供ながらにしていました。笑

夏休み返上で準備はしたものの、予選通過もあまり期待されていない状態だった上、当日は止まってしまったのにラッキーなことに予選を通過することができました。子供の頃にコンクールっ子になるのは私は賛成ではありませんが、(もちろん、上達のために適度に利用するのは大賛成)あれがきっかけで練習量も増えて意識も変わったような気がします。

そしてその翌年、小学校3年生の夏、地元の先生に連れられて「東京の音楽大学の教授」に初めてレッスンを受けることになったのです。

その日は小学校を早退して、夏だったので汗だくで、そのまま行くわけにはいかないので駅までの車の中で着替えをして電車に揺られること小1時間。電車を降りると、バスに乗り換えてその冷房がキツかったことまでよく覚えています。

ようやく「東京の音大の準教授大先生のお宅」の家に到着。ですが礼儀としてお宅に早々と押しかけるのは失礼、ということでお隣の空き地で地元の先生、母、私の3人で日傘を差して暑い暑い太陽の下、お喋りをしながら待ちました。

小3の私の頭の中には、教授というとドラマでみる上下グレーのスーツに、メガネをかけた厳しくお堅い先生のイメージしかありませんでした。とにかく未知で、一体今日はどんなレッスンになるのか不安でいっぱい。

当時大変内気で内向的だった私ですが、この時ばかりは大きな声でご挨拶しないと、と思い

玄関に入るなり、お邪魔します!と大声で声をかけると

「はいはいどうも〜いらっしゃい」

と出迎えてくれたその先生は、私のイメージとは真逆の

真っ赤なトップスに、細い細い脚にレギンスを履いたとてつもなくモダンで、上品で、お洒落で美しい先生でした。

その日の初めてのレッスンは約3時間にもおよび、レッスンが終わった後はまたバスに乗って、帰り道の不二家で食べたホットケーキの味は忘れられない、充実の味でもあり、私の本格的なピアノ人生の始まりの味でもあります。

(続く)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です